子どものお祭りスタイルに必要なアイテムとは?

初めてお祭りに参加することになった~!でも・・・。何をそろえたらいいのかも、どうやって着たらいいのかも分からないですよね。そんなあなたの疑問にお答えいたします!

  • 子どもにはどんなお祭り衣裳を着せてあげればいいですか?
  • 着物のことは分かるけど、お祭り衣裳のことは分からない
  • コロナで祭りをしていなかった間に、衣装にカビが、、、新しく作らないと、、、
  • 衣裳を作ろうにも、家紋は?サイズは? 着付けは? 仕立ては?

実は、今こんなご相談が増えています!

小さな子どもがお祭り衣裳を着こなしていると、やっぱりかわいいですね、それに想い出に写真も撮ってあげたいですし。

そんな衣裳がカビだらけ、サイズが合ってない、着付けが難しくて、いつも手間ばかりかかる、だとせっかくのお祭り気分も台無しです。

私たち大人が子どもたちのために、地域の伝統を守り、伝えていくためにもお祭りの衣装にもしっかりこだわっていきましょう!

子供だからって、普段来ている洋服に法被だけ羽織るのではなく、格好いい祭りスタイルに仕上げてあげて、お祭りの主役を目指しましょうね。

子どものお祭りの衣装の歴史って?

こうして見てみると、やっぱり普段の服装とはガラリと雰囲気の変わるお祭り衣装。

お祭り衣装が誕生する背景には、一体どんな歴史があったのでしょうか。

そもそもお祭りは、現在のように「みんなで賑やかに楽しむ日!」というわけではなく、神様を祀るために厳かな雰囲気の中で行われるものでした。

とても神聖な儀式だったということもあり、普段着ではなく正装で参加するのが習わしで、その当時正装として着用されていた和服が現在のお祭り衣装の原点となっています。

先ほどご紹介した鯉口シャツやダボシャツは江戸時代に職人が着る作業着として普及したものです。

祭り衣装として最もメジャーな「法被」は、伝統的な和装の羽織をもっと簡素化してリーズナブルに作りたいという、節約のために生み出されたという面白い背景もあります。

これらの和装は、明治時代に入ってからの洋装化で一旦は衰退してしまいましたが、東京オリンピックや大阪万博の開催時に「日本の伝統的な衣装」として再び注目を集めました。

そういったイベントを盛り上げる衣装=お祭り衣装として定着したそうです。

子どものお祭りスタイルのについて知っておこう

ここからは、江戸前スタイル・ダボスタイルそれぞれの基本的なアイテムについて、その特徴や選び方をチェックしていきましょう。

赤ちゃんスタイル

赤ちゃんの場合はおむつ替えのしやすいお祭り専用ロンパースを使用したりします。腹掛は着せるのが大変なので、付け外しが簡単なスタイ(よだれかけ)タイプの腹掛がおススメです。

赤ちゃん お祭り衣装 お祭り用品

江戸前スタイル

もっとも一般的なお祭り衣装の定番です。そろえるお祭り衣装は基本的に大人と同じです。股引は脱ぎ履きしやすい「ゴムズボン」タイプの股引がオススメです。地下足袋はコハゼを留めるのが難しいので、マジックテープタイプがオススメです。

ダボスタイル

夏の暑い日にお祭りに参加するならダボシャツtとダボズボンを着たダボスタイルもありです。ダボスタイルは大人より子供の方が実は似合ったりします。簡単に着せられるところも魅力です。

子どものお祭り衣裳を選ぶ時のポイントは??

続いて、お祭り衣装を選ぶときのポイントをさらに掘り下げてご紹介していきます。

(1)サイズ

お祭り衣装は、すべてぴったりサイズのものを選ぶのが基本です。

特に江戸前スタイルは身体にフィットしたサイズ感のほうが粋に見えますし、動きやすさもアップするためなるべくジャストサイズを選びましょう。

どうしても「来年も同じ衣装を着せたい」ということで大きめサイズを購入する場合、1サイズ程度の違いであれば裾を折るなど調整して着せることも可能ですが、あまり大きすぎるとケガにつながる恐れもあるため気を付けてください。

ただし、その場合も足袋だけはジャストサイズのものを購入するのがおすすめで、あまり大きめのものを選ぶと足に踏ん張りがきかず転びやすくなったり、上手く歩けず足を痛めやすくなったりしてしまいます。

一方、ダボスタイルのダボシャツやダボズボンは元々少しゆったりとした着こなしをすることもあり、多少大きめでも問題はありません。

(2)素材

子どものお祭り衣装を選ぶときには、子どもが元気に動き回れるよう伸縮性のある素材を選ぶのがポイントです。

また、暑い季節の夏祭りでは汗をかきやすいため、吸湿性の高い綿(コットン)や、風通しの良い素材を選ぶとなお良いでしょう。

(3)コーディネート

お祭り衣装は、上下に重ねるアイテムの色や柄などの組み合わせを意識すると、よりおしゃれに仕上がります。

たとえば上に町内会の法被や半纏を羽織る場合、その色合いが落ち着いたものであれば、中に着る鯉口シャツを華やかな色・柄のものにして遊び心をプラスしてみましょう。

子どもの祭りの衣装の注文方法

かけひでは、お祭りの衣装作りの注文を承っております!

1.来店またがお電話にてカウンセリング

既存の衣装がある場合は、既存衣裳を参考に、新衣裳を制作してまいります。

2.既存衣裳診断

既存衣裳を確認して、その後の制作の流れを確認いたします。

3.デザイン提案

既存衣裳を参考に、デザインや生地などをご提案いたします。

4.制作開始

予算やデザインなど確定したら、実際にデザインした衣装を制作いたします。

5.納品

お祭りで最高の想い出を作りましょう!

よくあるご質問

Q,どれくらい前から相談した方がいいですか?

A,実際に着用する6か月前を目安にご相談いただければ、しっかり打ち合わせをしてご納得の衣装をご提案できます。

Q,小野市以外でも対応してもらえますか?

A,もちろんです。実際に出張でのご相談も承りましたし、兵庫県内どこでも対応いたします。